手のささくれ(サカムケ)は剥かないで
2019.01.18
寒くなると手が乾燥します。
そうすると手のささくれ(さかむけ)ができやすくなります。
私もボルダリングをしているので、チョークで手が乾燥して
たくさんのさかむけができます。
こればかりは、なかなか保湿してもできてしまいます。
さかむけはついつい、手でむしってしまいそうになるのですが
いったん我慢して、小さなはさみや爪切りなどで
根元から切るようにしましょう。
引っ張ってしまうと正常な皮膚まで剥けてしまいます。
そうすると、湿疹になりやすくなります。
そうなると保湿ケアだけではなかなか治らなくなり、
お薬での治療が必要です。
また、小さな傷ができてしまうと、そこからばい菌が入り込み、
膿んでしまうことがあります。
軽く膿んだだけだと外用薬でも治りますが、
強く膿むと抗生剤を内服しないと治らないこともあります。
手のささくれ(さかむけ)対策としては、
手を頻回に保湿する。
出来てしまった場合は剥かずに切る。
湿疹になったり膿んだりした場合は皮膚科へ行く。
といったところでしょうか。
皮膚科、美容皮膚科で役立つコラムを配信します。